23 “コーヒーの大学院”のパフェルミエール [38歳:パフェ]
具だくさん度:★★★☆☆
まんぷく度:★★★★☆
リネンたち川崎の民は、
「高級感のある店」と、
「外から様子がわからない店」を、
敬遠する傾向にあります。
そういう意味で、ここカフェ・ド・ルミエールは、
入るのに勇気を要する店構えでありました。
「コーヒーの大学院」という、こだわりの強そうな看板・・・
薄暗くて様子のうかがえない店内・・・
何やら重厚感を醸し出す外観・・・
心にエイヤと気合いを入れて、扉を開きます。
そこは、外界からいい感じに隔絶されていて、
個性的なオシャレ感で埋め尽くされて、
なんというか、積み重なった年月を感じる空間。
運ばれてきたパフェは、一見、標準的な昭和のパフェなんだけど、
なんとゆーか、写真に写らないところで個性的です。
まず、干しあんずの存在感がスゴイ。
歯ごたえがあって、酸味があって・・・
とろける♪だの、ふわとろ♪だのって近頃のスイーツとは一線を画す感すらあります。
卵の風味が強い、昔懐かしっぽいバニラアイスを食べ進めると、
底にあるのは・・・これはおそらく・・・
白ワインのゼリー!
なんとアダルティ!!
しかもこのゼリーが、クニュクニュと弾力があって、
なかなかにお腹にたまるんですわ。
きっちりバナナも入ってるし。
ノスタルジックでありながらパンチのきいた、
昨日今日の付け焼き刃と違う、
根の張った個性というパーフェクション!
「千と千尋の神隠し」 で、ぜにーばの家を訪ねたときのよーな心境です。
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