１５ スターバックスのニューヨークチーズケーキ

どっしりー★ーーーふんわり
甘ったるいーー★ーーほんのり甘い
コーヒー飲みたいー★ーーー紅茶飲みたい


少しザラッとした、粉っぽいような舌触りが、
どことなく外国っぽくて実にスタバらしい。
このザラッと感が、なぜかコーヒーが進むんですよねぇ。
土台がまた、見た目には薄そうでそんなに存在感ないんだけど、意外とザクリとして美味しい。
これまたコーヒーが進むのです。

それでいて、味そのものは、
甘さと酸味のバランスがビッタビタに取れた均整のある味。
アメリカらしからぬ（と言ってはアレだが）精密さです。


おじさんがタバコを吸いながら休憩する場所...とか、
さもなくば、マスターがこだわりのコーヒーを淹れてくれる大人の店...とか、
コーヒー屋さんのそういうイメージは、スターバックスの上陸で変わりました。

オシャレっぽくて、アメリカっぽくて、なんだか明るくて、
雰囲気的に若造でも女子でも入りやすかったのです。


ほんのり絶妙に外国っぽいスタバのチーズケーキをいただくとき、リネンは、

今でこそありふれた「シアトル系コーヒー」が超オシャレ扱いであった時代を、
つまり自分が大学生であった頃を思い出し、

「こないだ帰省したら駅前にドトール出来ててビビった！」
「いやドトールでビビんなよ(笑)スタバが出来てたらオレも驚くけど！」
「スタバなら驚くんだ(笑)」
という学友たちとの会話を思い出し、

ついでに、
山口県のおばあちゃんちでテレビ見てたら、
「山口市で初のスターバックスが開店しました」ってローカルニュースでやってて、
スタバ出来たのがニュースで流れるとかwwって正直ちょっとバカにしてたんだけど、
いざ映像が流れたら、公園の敷地内にあるデザイナーズスタバみたいなめちゃカッコいい店舗で、
あっこりゃニュースにもなるわ...と反省したことを思い出しては、


脳内再生されるコーヒーショップの匂いに、
免疫力を上げることでしょう。

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