１７ オスロコーヒーのオストカーカ

どっしりー★ーーーふんわり
甘ったるいー★ーーーほんのり甘い
ostkakaって言いたくなる★ーーーー言いたくならない

なめらかでチーズらしい酸味の香りがする生地に、
てっぺんは見た目ほど甘いわけでもないけど、やっぱりナッツの存在感がある。
台が意外とほろほろとして、なんだかココナッツのようなシナモンのような、スパイスの香りがします。

英語ともスペイン語とも違う、
北欧や東欧の言葉には、なんとも言えない異国情緒がありますね。

リネンが20代の頃、世間もちょっと北欧ブームだったのです。
それまで知ってた「欧米」とは少し違う、ヨーロッパの奥座敷。
そこは確かに、ハッキリきっぱりとヨーロッパなんだけど、
どこか奥ゆかしいような、落ち着いたような、親しみやすい雰囲気があって、
そう、まるでこのオストカーカにそっくりで...


ま、リネンはオスロ行ったことないんですけどね！


行ったことのある北欧は、フィンランドです。
オストカーカにペッパルカーカ、
耳慣れないのに言いたくなる可愛い響きの北欧のお菓子をいただくとき、リネンは、

唯一知ってる北欧であるフィンランド旅行を思い出し、
カッチコチに凍った川の上を、ベビーカー押して歩くお母さんがいたなぁと思い出し、
近くに「危険！」って看板があるから、おいおい川を歩いたらいけないんじゃないか？！と思ったけど、
よく見たら遊泳禁止の看板だったので、同行の母と「泳げるかー！」って笑ったことを思い出し、

考えてみれば、あのベビーカーに乗っていたであろう赤ちゃんも、
今頃は高校生か大学生だろうかと思い至り...


「やっぱり、オスロにも行ってみたい。ストックホルムも」
という思いを新たにしては、
再び自由に海外旅行ができる日に備えて、
免疫力向上に邁進することでしょう。

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