28 オーバカナルのバスク風チーズケーキ [41歳:チーズケーキ]
どっしりーー★ーーふんわり
甘ったるいー★ーーーほんのり甘い
むさいオッサンのイメージーー★ーー可愛らしい少女のイメージ
なめらか~!
クリ~ミ~!
それでいて、チーズケーキらしい酸味があって、
どこか家庭的で、
舌にまとわりつく、とろける甘さ。
ベイクドチーズケーキのような風味に、
レアチーズケーキのような食感、
たしかにハイブリッド感ありますな。
現地ではわざわざ「バスク風」とは言わず、
単にチーズケーキと呼ばれているとか。
まあ、そりゃそうですか。
日本で販売するにあたって、
レアともベイクドとも違うんですよ感を演出するために、
既存チーズケーキとの差別化で何かキャッチーな名前を付けよう、
というのは自然な流れです。
そこで、なぜ「バスク風」としたのか。
いや、もちろんモデルとなったチーズケーキを出すお店がバスク地方にあるからなのですが、
「バル風チーズケーキ」とか「スパニッシュチーズケーキ」とかでも良かったはず。
『シラノ・ド・ベルジュラック』とか『三銃士』とかの、
むくつけき暑苦しき漢(おとこ)たち!
というイメージが強いこの地名を、
こんなにもなめらかで癒し系のスイーツにあてがおうと決めたのは何故だったのでしょう...
って、
「バスク」にそんなムサ苦しいイメージ持ってんの、
ひょっとしてリネンだけですか!
佐藤賢一『二人のガスコン』を読みすぎですか!!
流行りのスイーツとして定着しつつあるバスク風チーズケーキをいただくとき、
リネンは、
それでもやっぱり、
勇猛果敢で鳴らしたというバスク地方の男たちをイメージし、
「ま、でも当のシラノも、スイーツを頬張るシーン出てくるしな」
と思い至り、
スイーツ好きの荒くれメンズに頬を緩ませては、
免疫力を上げることでしょう。
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