31 銀のぶどうの真っ赤なりんごのレアチーズ [41歳:チーズケーキ]
どっしりーーー★ーふんわり
甘ったるいーー★ーーほんのり甘い
毒っぽい★ーーーー安全っぽい
表面のゼラチン部分はただの装飾かと思いきや、
甘酸っぱくて、軽く歯ごたえがあって、
けっこう存在感があります。
中のレアチーズ部分は、
ほんのりりんご味で、ほんのり甘い。
スポンジがはさまってて、これが優しい味を演出します。
りんご果肉がシャキっとしててフレッシュ感ある。
土台のクランブル部分が、また素朴な風味なんだよなあ!
結局、
見た目以外はめちゃくちゃ爽やかなんだよね。
見た目は妖艶な熟女、中身は健康的な少女。
見た目はお妃様、中身は白雪姫。
二面性のあるコケティッシュなケーキをいただくとき、リネンは、
映画『白雪姫と鏡の女王』で「小娘には負けないわっ!」とお妃(ジュリア・ロバーツ)が言ってるのを聞いて、
「いや負けなさいよww」「国で2番目に美しいなら充分以上でしょーよww」と母と笑ったことを思い出し、
そもそも美しさという主観的なものに明確な順位がつくわけないのにと考え、
それならなんで魔法の鏡はあんな答えを言うんだろうと考え、
ふと、
魔法の鏡は、「真実を伝える」という触れ込みだけど、
実は「使用者の深層心理を言い当てる」ものだったのでは...?
と思い至り、
だって何しろ鏡なんだもの!
自分を写し出すものに決まってる!と納得し、
だとしたら、お妃はある時から、
「私、白雪姫に負けたかも知れない...」
と無意識に気付いていたことになるんだなぁと思い、
「でも世代別なら私が1番だもーん!」とか、
「がんばれ白雪wwお前がナンバーワンよww」とか、
そう言えるくらい明るい性格のお人だったら皆で笑って暮らせただろうにと、
ちょっと同情的な気持ちになり、
美しく生まれた人ですら容姿のコンプレックスから逃れられないものなのかと悟って、
ぶっちゃけ自分としてはそれでちょっと気が楽になってみたりして、
免疫力を上げることでしょう...って上がるのかコレ。
2021-07-06 23:34
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0