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10 タカセのプリンパフェ [38歳:パフェ]

http://www.takase-yogashi.com/honten.html

takase

具だくさん度:★★★★★
まんぷく度:★★★☆☆

ノスタルジーッ!!

なんとノスタルジックなパフェでしょう。
平成の世もあと1年半でピリオドとなることが決まった今。
いよいよ遠くなる、我らが故郷・昭和。
その昭和の香りが、パフェグラスの中に詰まっております。


赤々とした可愛いチェリーは、ほんの挨拶がわりです。

冒頭から、缶詰ミカンの甘酸っぱさに舌鼓を乱れ打ち!
よく見るとこのパフェ、フレッシュなフルーツは、向こう側のメロンしか乗っていません。
でもリネン、改めて思ったね。
「シロップ漬けのフルーツ」は、
「生のフルーツの代用品として仕方なく食べる安っぽいモノ」なんかでは、
断じてナイのだと。
シロップに漬けることは、保存ではなく、調理だね!

ところで、バナナが乗っていません。
バナナが高級品だった時代を表しているのでしょうか?
高級品ポジションとしてすでにメロンが乗ってるから、
バナナまで乗せる余裕はありません的な。
う~ん、さすがにそこまで遡ると、リネンの知ってる昭和じゃないぞ・・・
事の真偽はともかく、そう考えると、
チョコバナナパフェってめちゃめちゃナウい食べ物なんですね。

なんと言ってもリネンが唸ったのは、
プリンですよ!この、プリンッとしたプリンらしいプリン!
パステルのなめらかプリンはリネンも大好きですが、
あれが、プリン界に新風を吹き込みまくったおかげで、
かたいプリンの絶滅が危ぶまれた時期すらありました。
パフェの上に乗せられるくらいのかたさがあり、
スプーンを軽く押し戻す弾力があり、
ほんのちょっぴり、ほろ苦い。
あぁ・・・たぶん4歳か5歳の頃に食べた、不二家のプリンもこんな味だった!
・・・ような気がする。
母さん・・・あの時の、ペコちゃんの絵がついた陶器の器、どこに行ったでしょうね・・・


いつだって、過ぎ去りし日々だけが、卑怯なまでに完璧なのです。
日本人の心に潜む、宝石のような、あるいは呪いのような、
「思い出の昭和」というパーフェクション!

敵キャラなら、
平和なローレシア城の幻を見せて主人公を惑わせようとした、
ハーゴン様みたいなタイプと見た!



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