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31歳:サーティワンのアイス ブログトップ
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12 ツインベリーチーズケーキ [31歳:サーティワンのアイス]

12-twinberry.JPG

甘ったる度:★★★☆☆
具だくさん度:★★★☆☆
名前告げるの恥ずかし度:★★☆☆☆


ラブストラックチーズケーキ、という似たようなフレーバーもあるのに、
この「ツインベリー」の存在価値は、何処に?

…とか思ってすみませんでした!!

ラブストラックが“チョコやイチゴを入れたクリームチーズ”、
つまり“レアチーズケーキ”っぽいのに対して、
ツインベリーは“ベイクドチーズケーキ”っぽいのだ。
アイスなのに、ベイクドチーズの味がはっきり出てる。
なぜだ、いったいなぜなんだ!!

と思ったら、
細かく切ったチーズケーキが、具として入ってた。
なーるほどー。


このチーズケーキが、想像以上にチーズケーキなのだ。


それも、
ふわふわ・だの、とろとろ・だの、
お店で売ってるような流行りの感じじゃなくて、
みしっ! とした、家で焼くような、
まごーかたなき「ベイクド」チーズケーキ。

これがウマイんだ。

子供の頃、自分の誕生日ケーキとして、
ベイクドチーズケーキを母にリクエストしてたものです。
大好物だったのです。
「ある意味、おふくろの味かも」と、
あるとき母本人に告げたところ、


「え? あんな、
混ぜる!! 焼く!! それだけ!!
みたいなケーキが?」


…と、やや不本意そうな反応を返されたことを、
報告しておきます。

11 キャラメルリボン [31歳:サーティワンのアイス]

11-caramelribon.JPG

甘ったる度:★★★★★
具だくさん度:★★☆☆☆
名前告げるの恥ずかし度:★★☆☆☆


サーティワンの中で一番好き、という人も多いフレーバー。
ここ10年ほどで流行りの、ほろにがキャラメルとか塩キャラメルとは違う、
子供の頃に馴染んだキャラメル味。
グリコ・森永の味ですね。
ストレートに、ダイレクトに甘い。


ところで皆さんは、
「テレビでやってた事件」の中で、自分の記憶する限り一番古いもの、って何ですか?
ちなみに私は「みうらさんのこと」です。
ロス疑惑ね。

でっ、
「テレビでやってて、なおかつ、自分の生活に影響した事件」の初めてが、
グリコ・森永事件だったのです。
(ここでキャラメルに繋がるのです)
お菓子という、一点の曇りもなく嬉しいはずのものに、
「たべたらしぬかも」という恐怖が混入したのです。
スーパーの棚から、グリコと森永の主だった商品が撤去されました。

とはいえ、すべてのお菓子がなくなったワケでもないし、
グリコ森永でも、地味めな商品は売っていたようです。
というのも、買い物した品をしまっていた母が言ったんです。
「ありゃ。このチョコは森永でした」

たちまち、死の恐怖で不安になる私(5歳)。
でも母は言いました。
「だけど大丈夫よ。大丈夫だから、お店で売ってたんだよ」
ほんとかなぁ…って思ったけど、
それから25年以上経っても、毒が効いてくる様子はありません(笑)


その25年以上のあいだには、さらに色々な「事件」が起こって、
平凡な私の日常を少しずつ揺さぶったものでした。

湾岸戦争のとき、テレビが全部、戦争のニュースになってて怖かった。
入学する高校が決まって、初めての定期券を買う直前、地下鉄サリン事件があった。
9.11テロのとき飛行機に乗ってて死んだ日本人は、顔も知らない人だけど、同じ大学の学生だった…

そして、今年。
被災者というほどでもないけれど、
それなりの勢いで、地震は私の生活に食い込んできた。
だけど私は、
また出荷されるようになったら、
福島とか茨城とかの野菜、買いますよ。

お店で売ってるやつは、大丈夫!!

10 チョコレートチップ [31歳:サーティワンのアイス]

10-chocochip.JPG

甘ったる度:★★★☆☆
具だくさん度:★★☆☆☆
名前告げるの恥ずかし度:★☆☆☆☆


バニラより甘い気がする。

あ。
今「あたりめーだろ」って思ったでしょ。
そうじゃないんです。

チョコじゃない部分、
ベースとなるアイス部分が、
「バニラ」より甘いバニラであるような気がしたんです。
同じアイスの、チョコありとチョコなしの違いではないというのか!?

サーティワンの思惑を推理してみる。

アイス屋に来て「バニラ」を頼む人は、
甘ったるくないシンプルなやつを求めてるものと思われる。
のでキモチ、甘さ控え目にしてある。

一方、わざわざ「チョコレートチップ」を頼む人は、
より甘いのが食べたい気分であると思われる。
ので、チョコの甘さだけに頼らず、
基礎甘力(基礎体力、みたいな感じで)の底上げをはかっている。


どうよ!?


とかいって、散々ゴタクを並べた末、
サーティワンの開発部の人に、
「いえ、同じですよ」とか言われたりすんだよな。

9 バーガンディチェリー [31歳:サーティワンのアイス]

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甘ったる度:★★★☆☆
具だくさん度:★★★☆☆
名前告げるの恥ずかし度:★★☆☆☆


一口食べて、「あっ、アメリカの味だ」と思った。
アメリカ人の大好きな、人工チェリー味。
合成チェリー味と言ってもいい。
チェリーがゴロゴロ入っているけど、アイス部分とのメリハリがもうひとつ。
個人的な好みとしては、もすこし酸味があってもイイかも知れない。

まぁ、総じて美味しいけど。
あれ? この味…

さくらもちっぽい…!?

さくらもちに使う花の塩漬けと、実であるさくらんぼは、別モノだと思っていたけれど。
するとこれが、「さくら」の香りなのか!?
花か実かに関わらず!?
ほんとか!?


「チェリー=さくら」という知識に引っ張られて、リネンの味覚が錯覚を起こしただけなのか。
それとも、目隠しした人に「さくらもちアイスでーす」って言って食べさせても、通用しちゃうのか。

今後の研究が待たれる。

8 キャンディマン [31歳:サーティワンのアイス]

8-candyman.JPG

甘ったる度:★★★★★
具だくさん度:★★★★★
名前告げるの恥ずかし度:★★★★☆


チョコやサクサクがたくさん入ってて、
「リボン(ソース)」も入ってて、
しかもそれが白やらオレンジで、
味も見た目もマンガみたい。
アメリカっぽいと言うか、潔いフレーバーだなと思った。

しかも、キャンディ“マン”ってところがまた頼もしい。
「男が甘党で何が悪い!!」と公言する、芝田山親方をなんとなく思い出した。
ベタベタに甘くて無駄にカラフルな、“カラダにわるそー”なスイーツに、
甘えたいときもあるよね…


とか言いながら検索したら、
キャンディマンというのはアメリカの怪談で、
ブラッディマリーとかトイレの花子さんとか赤マントとか、
それ系のキャラクターであると知った。

昔、黒人の男が殺された。
傷口に蜂蜜を塗られ、おびただしい蜂にたかられながら、苦しんで絶命したという。
鏡の前で「キャンディマン、キャンディマン…」と唱えると、
その男が現われて、殺されると言う…

…。

……。

白と黄色の小さな粒々。
褐色の隙間に、てらてらと流れるソース。

………。

食っちまったじゃん…

7 チョコチップクッキードー [31歳:サーティワンのアイス]

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甘ったる度:★★★☆☆
具だくさん度:★★★★☆
名前告げるの恥ずかし度:★★★★☆


「ドー」。
この「ドー」が、名前告げるの恥ずかし度に星ひとつ貢献している。
恥ずかしいと言うより、どー発音していいか(図らずもダジャレ)戸惑うのだ。
さては原価が高いのか?

メニューによると、
♪ドー、はドーナツのdough♪らしい。
doughは柔らかい生地とかのことだから、
「サクサクのではなく、ソフトクッキーが入ってるんですよ」
というアピールなのかも知れない。


今でこそ、ソフトクッキーとか日本でも普及してるけど、
父は最初にアメリカのクッキーを食べたとき、
「シケてんじゃん!?」と思ったらしい。

もちろんサクサククッキーも存在するけど、
欧米人は、しっとり系クッキーをもてはやす。
大陸では空気が乾燥していて、
お菓子は「ほっとくと乾いちゃうもの!!」だからだ。
一方の日本では、クッキーもお煎餅も、パリパリさくさくがもてはやされる。
多湿なアジアの島国で、お菓子は「ほっとくと湿っちゃうもの!!」だからだ。


日本人が、髪を茶髪に染めてゆるふわパーマをかけてるのに、
欧米人が、ストパーかけて黒髪に染めてるみたいだ。

パットを2枚3枚と入れるブラジャーがある一方で、
「小さく見せるブラ」が話題を呼んでるみたいだ。
(いや、これは違うかな)


ところで、アイスクリームの具としてのクッキーは、
しっとりのを入れようとサクサクのを入れようと、
水分を吸って、どのみちモイスチャー系になったりしないかな???

6 ジャモカコーヒー [31歳:サーティワンのアイス]

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甘ったる度:★☆☆☆☆
具だくさん度:★☆☆☆☆
名前告げるの恥ずかし度:★★☆☆☆


本格ドリップコーヒーの味…
と謳ってはいるものの、モノがアイスクリームである以上、全体の主成分はミルク。
「コーヒー味のアイス」とは、本質的には「コーヒー牛乳」なのだと思う。
きちんと作った、上質なコーヒー牛乳の味。


小2か小3の夏休み、ヒマな日の午後、
母親とテレビ見てたらCMに入ったところで、
「アイスコーヒーでも飲もっか?」
って言われた。

初々しい話で恐縮だけど、
大人になったような気分がした。
コーヒーが大人の飲み物だというのもあるけど、
「コーヒー飲もっか?」という会話自体が、大人同士っぽいと思ったのだ。

子供は、食べるものを親に管理されている。
基本、決められた時間以外に飲食をする習慣はなかった。
「おやつですよー!」ではなく、「コーヒー飲もっか?」というのは、対等な会話だ。
だから、大人同士っぽいと思ったのだ。

母親と娘というものは、娘が成長すると、
親子というより友達に近い関係になるものだけど、
あのときの「コーヒー飲もっか?」が、その最初だったのかも知れないな。


ちなみに、コーヒーコーヒー言ってるけど、
そのときに飲んだのは、インスタントコーヒーを牛乳で割った、
いわゆるアイスカフェオレでした。
そりゃそうさ…小学生に飲ませるんだから。

今でも、リネンが家で飲む基本飲料はカフェオレだし、
コンビニではコーヒー牛乳をよく買います。
大人の味じゃけんのう(笑)

5 バニラ [31歳:サーティワンのアイス]

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甘ったる度:★☆☆☆☆
具だくさん度:★☆☆☆☆
名前告げるの恥ずかし度:★☆☆☆☆


男は黙ってバニラ!!
(注文するとき噛んだら恥ずかしいから!)

…という知人がかつていました。
噛んだら恥ずかしいとか気にするのは、果たして男らしいと言えるのか?
博多の男はバカだねぇ…と思ったけど、
考えてみたら博多は関係なかった。

…あ!
もしかして!!

全フレーバーを同じ値段で売る、このタイプの店では、
原価の低いやつを言いやすい名前にすれば、
利益率が上がるんじゃない!?
同じバニラでも、高級なバニラビーンズとか使ってる気合い入ったバニラは、
「ヴァニーユ」とかフランス語にしてハードル上げて、
他の低原価フレーバーに注文が流れるようにすれば!!

…という仮説を立てたが、
サーティワンの原価表を見せてもらえるハズもなく。

サーティワンのバニラは、「ヴァニーユ」ではなく「バニラ」という味。
良くも悪くも、いつもの味。
スーパーでエッセルスーパーカップ120円を買ってきたんでいいかな…という気もするし、
安定した美味しさは、不二家のショートケーキやコージーコーナーのシュークリームに通じるものがある。
あぁこれこれ…という。


バニラにまつわる思い出を、もひとつ。

一昔前、初めてフレーバーコーヒーなるものが流行りだした頃、
「バニラコーヒー」という単語を耳にした伯父が、素晴らしいリアクションでした。

「えっ、バニラ!? 白いの!?
 コーヒーなのに白いの!?」

伯父さん、バニラは白じゃないんだよ。
ヨーロッパは国じゃないんだよ。
ロバは成長しても馬じゃないんだよ…

4 キューピッドハート [31歳:サーティワンのアイス]

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甘ったる度:★★☆☆☆
具だくさん度:★★★★☆
名前告げるの恥ずかし度:★★★★☆


(豆しばの声で)
ねぇ、知ってるー?

キューピッド(エロース)って、
「誰かに恋をする矢」とセットで、
「誰かを嫌いになる矢」を使うんだって。

♪~♪~♪~

そこらにいる男に「恋する矢」を、
そこらにいる女に「嫌いになる矢」を射る。
すると、
「おまえが好きだー!!」
「いやー!来ないでー!!」
ってなるのです。

この神話から分かること。
それは、

古代ギリシャにも、好きな女子から、
「生理的に無理!!」ってフラれた男がいたんだなってこと。
それも、一人二人じゃなかったんだなってこと。
これはいたずらな神様のせいなんだ! …とでも思わなけりゃ、
やってられなかったんだなってこと。

うん、わかる。
わかるよー。


そう思うと、ストロベリーとチョコの可愛いツートンカラーさえ、
ピンクが愛でブラウンが憎を現しているのか…という気がしてくる。
そこにハートや矢の形のチョコがメリ込んでいる、というのも暗示的に思える。
特に矢は白なので、一瞬「骨? 恋の骸?」と連想した。

ただ、意外に甘ったるくなくてサッパリしてた辺り、
恋する側もされる側も、けっこう割り切れてるのかもしれないなー。

3 いちごみるく [31歳:サーティワンのアイス]

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甘ったる度:★★★☆☆
具だくさん度:★★★☆☆
名前告げるの恥ずかし度:★★★☆☆


「いちごみるく」である。
「ストロベリー&ミルク」でも、「苺ミルク」でもなく、
わざわざ平仮名で「いちごみるく」。
みるくが平仮名であることにより、名前告げるの恥ずかし度に、星ひとつ追加です。
(口に出しちゃえば関係ないけど)


下戸の友人がいる。
飲み会でも、乾杯はビールでするけど、
2杯目からすでにカルアミルクとか頼みだすような人。
いつものことなので、近頃は周りもいちいちイジらないのだけど、
ある時その人が「イチゴミルク(一応酒です)」を頼んだときは、
宴席の水面下にわずかな失笑、もしくは苦笑がにじんだ。
そこ来ますか…という。

だってその人は、
彫りが深くて酒豪風な容貌の兄ちゃんなのだ。

これは、れっきとした性差別だと思う。
イチゴミルクを頼んだからって、バカにしたり別の酒を強制したりしないけど、
私の心のどこかに「男なのに…」という気持ちがある以上、それは差別心の芽なのだろう。
私がイチゴミルクを頼んだとしても、おそらく誰も何も思うまいに。

…いや。

「は? 何言ってんの?
リネンさん飲めるでしょ?
なにカワイコぶってんの?」
って言われるかも知んない。
男女かんけーねーわ。

イチゴミルクに揺さぶられるジェンダー。


それもこれも、たぶん“酒の席”だからなんだ。
焼酎とか日本酒とかある中で「イチゴミルク」って言うから、うっかりカワイイのであって、
サーティワンならそこまでじゃない。
ラブストラックとかキューピッドとかに比べれば。

どなたでも安心して、いちごみるくを味わえます。
紙パックのイチゴミルクみたいな、予想通りの味。
白とピンクのマーブルは、写真で見るより美しく、
イチゴ果肉もほどよくプチプチ。
安定的な美味しさ。
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