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33歳:カルボナーラ ブログトップ
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14 パステル(川崎アゼリア店)【川崎】 [33歳:カルボナーラ]

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お? おおお?

ソースが、とろとろと言うより、フワッという感じ。
卵を泡立ててから加えたりしているんだろうか?
そして、そのガーリィさとはうらはらに、
角切りベーコンの脂が、なかなかパンチ利いている。

「まるで女の子みたい」と思っていたら、
急に男っぽさの萌芽のようなものを見せる。
フィギュアの羽生結弦のようなカルボナーラですね!


とは言え、少女のように繊細な見た目と、意外(?)な男の子っぽさを足すと、
それはいたずらな妖精のようではあっても、王子様とは違う気がします。
もうちょっとこう、成人男性の余裕みたいなモンを…

ああ、理想の王子様(カルボナーラ)は、どこ?
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13 カリヨン【新宿】 [33歳:カルボナーラ]

http://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13044207/

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ああっ、これは… ダメだ!

ワイルドさが持ち味なんだけど、それがダメな方向に出ている、
暴投連発状態の新垣渚のようなカルボナーラです!!


卵とクリームでできているカルボナーラソースは、火加減が命です。
攝津正のごときコントロールが必要とされるパスタです。

フライパンごとサーブされるこの店の手法では、
食べているそばから、余熱でどんどんどんどん火が通っちゃって、
ソースがグズグズになってしまいます。


でもじゃあ、ワイルドさを捨ててしまえばいいかというと、
それは没個性というものです。
トマトなんとかやら、ラグーなんとかやら、グツグツ煮込み系のソースなら、
「フライパンごと」という個性が生きるハズだと思います。

新垣渚だって、本来は荒れ球を武器にするピッチャーなのです。

いい男になろうと欲するなら(女もだけど)、
自分の個性を客観的に把握していなくてはね☆


ああ、理想の王子様(カルボナーラ)は、どこ?

12 洋麺屋五右衛門(数寄屋橋店)【有楽町】 [33歳:カルボナーラ]

http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13122038/

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こっくりしていて、どこか和風で、
品のある、優等生めいたカルボナーラであります。

しかし、今さらではありますが、
「スパゲティを箸で」という違和感は、やっぱり否めない私です。
せっかくのソースを、存分に絡め取れないのが一因かと。

“スパゲティ御膳”という型に、とりあえず収まってはいるけど、
これが本当に君のすべてなのかい…? という感じはします。


そうまるで、「ひとつ屋根の下」のイメージから、
繊細で真面目な好青年の役ばかり当てられていた、山本耕史くんのように!

本当は、ロックミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」で、
金髪のヅラにホットパンツに10cmヒールのブーツで、
ガンガン歌っちゃうことだってできるのに!


山本耕史くんは好きだけど(むしろ大ファンだけど)、
一般ウケを狙った王子様像をムリくり装っても、白々しいだけ。

ああ、理想の王子様(カルボナーラ)は、どこ?
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11.エッコエッコ【上野】 [33歳:カルボナーラ]

http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13085225/

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あっ、これ…
家で作るシチューっぽい味がする!

「安っぽくておいしくない」という意味ではなくて、
むしろおいしくて、しかもお腹いっぱいになれるんだけど、
高級感だの至高だの究極だのって感じじゃなくて、
べつにそこを目指してるワケじゃないんだろうなっていうか、


マジメな映画とかにも出演してるけど、
あいかわらず「水曜どうでしょう」にも出てる、
大泉洋のような、一種のローカル感を感じます。
(あ、自分とこ今「水どうクラシック」放送してるんです)


上野には、近所にお勤めのサラリーメン御用達のお得ランチを出す、
地域密着な飲食店が意外に(いや、意外でもないか)多いようなのです。
“東京の中心”でありながら“ローカル”でもある、ちょっぴり独特な町です。


しかし、大泉洋が王子様に扮していることがあるとすれば、
それは十中八九ギャグでしょう。
彼のことは好きだけど、王子様ではナイ。

ああ、理想の王子様(カルボナーラ)は、どこ?
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10 ファーストキッチン(鶴見ミナール)【鶴見】 [33歳:カルボナーラ]

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あーーー! うん!!
バカにできないな!

「ハンバーガー屋さんのサイドオーダーとしてのパスタ」
と思って、さほど期待してもいなかったのですが…

自宅の最寄りコンビニに、向井理似のサワヤカ店員がいるような安心感。

レンチン的なものなのだろうけど、
ちゃんとしたお皿で出てくるし、
値段のぶんだけ、きちんと美味しい。
もはやバーガー屋じゃないんだな、ファーストキッチンって。

あちこちにあるファストフードのチェーン店で、
いとも簡単に食べられるというお手軽さもイイ。
急激にカルボナーラが食べたくなったら、ここに駆け込めばいいんだもの。


とはいえ、コンビニで働いているのは、
あくまで“向井理似の素人”であって、向井理ではありません。

ああ、理想の王子様(カルボナーラ)は、どこ?

9 アルコバレーノ【川崎】 [33歳:カルボナーラ]

http://tabelog.com/kanagawa/A1405/A140501/14013137/


わわっ! すっごく、家っぽい!

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「ホウレンソウ」と「のり」が、すごく家っぽい!
この2食材が入ってるだけで、こんなに家庭的なカルボナーラになるんだ。

日本人にとって懐かしのスパゲッティと言えば、やっぱナポリタンだけど、
そこまでのノスタルジーはありません。

“昭和”というほどではないけど、“20世紀”な雰囲気のする、
「山口智子とホームドラマに出演していた布施博」のようなアットホームさです。
安心感はあるけど、今探しているのは、ドキドキ感。

ああ、理想の王子様(カルボナーラ)は、どこ?
ちなみにここのマスターはイケメンです。

8 モチスパ【横浜】 [33歳:カルボナーラ]

あれ? 理想のカルボ、見つけちゃった?

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クリーミー度、スパイシー度ともに申し分なく、
厚みのあるフェットチーネは、モッチモチで食べ応え充分!


私事になりますが(っていうかブログ自体が私事ですが)、
このお店は以前「伊太利庵」という名前で、
イカとタラコのスパゲッティが看板だったのです。
リネンは、ここのミートソースのファンでした。

お店の名前が変わり、コンセプトが変わり、
「どんなもんなのかなー?」と思っていたのですが、
どうしてなかなか! こんなナイスなカルボを繰り出してくるとは!


「お父さんも立派だったけど、彼もまたすごいねえ!」的な意味で、
体操の加藤凌平くんのよーなカルボナーラです。

しっかりしていてルックスにも優れた、理想的なカルボに巡り合えたけど、
せっかくなんでこの探求、もうちっとだけ続くんじゃ。

7 マ・メゾン 大森店【大森】 [33歳:カルボナーラ]

ワタクシ、この「マ・メゾン」というお店は、
喫茶店なのだと思っていたのです。
しかも、テラス席はワンコ同伴OKで、ワンコ用おやつも売ってたりして、
なんというか、住宅街の奥様が犬の散歩の途中で立ち寄るような、
そんなお店なのだと思っていたのです。

喫茶店で軽食を出しているのは珍しくもありませんが、
ここのは、“軽”食の域を軽く超えています。


ランチを頼むと、ドリンクおかわり自由。
のみならず、
パン・ライス・スープ・果てはカレールーまでおかわり自由。

それは、事実上のカレーライス食べ放題です。
部活帰りの男子高校生でも呼び込む気か、という攻勢。
どうしてこうなった。


美しい女性だと思っていたら、誰よりオットコ前だった、
まるで天海祐希のようなランチセットです。
あ、ちなみにカルボ自体は、
卵の黄身だけ使っているのでしょうか、全体に黄色っぽくて、
超高級な卵かけゴハン(スパゲッティバージョン)、という感じでした。

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実はバリバリの体育会系である宝塚歌劇団で、
男役を務め上げた天海姐さん。
その天海姐さんすら、可憐な少女に見えるほどの者こそ、
真に理想の男… いえ、理想の「漢」と言えるでしょう。


ああ、理想の王子様(カルボナーラ)は、どこ?

6 モナリザン【川崎】 [33歳:カルボナーラ]

http://tabelog.com/kanagawa/A1405/A140501/14000611/


あ、今さらではありますが、
最初に「メトロポリス東京が云々」と言っていた割には、
リネンのホームタウンは、神奈川県の川崎市です。

ここモナリザンは、いわゆる“地元の名店”。
何を食べても美味しいのですが、
看板は、スパゲティグラタンとでも言うべきキャセロールで、
そういえば、カルボナーラは食べたことがないような…

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うん!
一言で言うと「安心感」!!
まるで、三浦友和が演じるエリートサラリーマン役のよーに!

クリーミー度はやや控えめで、若々しいとは言えませんが、
マッシュルームがブリブリ入ってて、ちょっと気前のいい感じ。
なぜだか、トーストにしみ込んだバターのような風味が、ほのかにします。

王子様探しに疲れたとき、ふと、
「あー、久しぶりにモナリザンのカルボナーラでも食べようかなー」
と思えるような、文字通り、地元の味なのです。


それはそれとして、理想の王子様(カルボナーラ)は、どこ?

5 ポポラマーマ蒲田店【蒲田】 [33歳:カルボナーラ]

サイフの中身で、相手を判断してはいけませんですね。

値段が安いからって、パスタを侮ってはいけませんですね。

「駅前でこの価格帯」ということで、
タカをくくった私が愚かだったのです。

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スパの歯触りもいいし、
クリームソースも別にシャバくないし、
ひとくち目にコショウがパッと香って、
どうしてなかなか実力派。
しかも蒲田駅近。


レッドカルボだとか季節限定カルボだとか、
派生メニューがたくさんあるようだったので、
なんとなく、たくさん兄弟がいそうなイメージ。

佐藤隆太あたりが演じる“お隣の幼なじみ”のように、
いつも近くにいて、気が置けない、
何気に面倒見のいい、普段から頼れるカルボナーラです。


でもそれは、むしろ「家族」に近い存在。
情熱やら恋慕やらとは無縁です。

ああ、理想の王子様(カルボナーラ)は、どこ?
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