１６ ノワ・ドゥ・ブール

http://tabelog.com/tokyo/A1302/A130202/13138859/

ぶっちゃけた話、ここのフィナンシェがリネンの大本命。
これを食べて「フィナンシェってのは、本来こういう菓子だったのか！」と目覚めたほどです。


￥２１６

ああああああ！
やっぱり、んまい！

シャグッと歯に当たる端っこ、
じゅわっと染み出してくる油分、
むっふーと鼻に抜けるアーモンドの香りは、まるで丸ごと煎りたてのよう！

ちなみに初めてここのフィナンシェを食べたのは、
『ブエノスアイレス午前零時』というお芝居を見る前に、
コバラを満たそうと思ってのことでした。
これを食べると今でも、主演の森田剛くんの艶姿が思い出されます。

本来カンケイないはずの２つの記憶が、リンクする。
一種の「コンプレックス」ですな。

１５ シャトレーゼ

￥１４０

食感はしっとりと言うより、ややねっとり寄り。
なぜか、豆の香りがした…

豆っつうか、要するに「ナッツの香り」なんだけど、
リネンの脳はとっさに「豆！」と判断を下したのです。
理由は分かりません。

洋菓子屋さんだと思って入ったこのお店が、
かなり和菓子を充実して取り揃えていて、
あぁ桜もち…草もち…し、塩豆だいふくッ！

…と、心の中でエキサイトしたのが波及してるのかも知れません。

１４ シェリエ

金塊の形ではなく、こーしたスティックタイプのフィナンシェもわりとよく見かけます。


￥１１８

これは…リネンが好きで時々買う、
コンビニとかのミルクドーナツの味がする！
フィナンシェらしいかどうかはともかく、美味しい…
ココアに合うの合わないのって…

驚いたのは、原材料を見たらマーガリンで出来てたんですよ！このフィナンシェ！
「フィナンシェはバターを食べるお菓子」とばかり思っていたけど、
ははぁ…マーガリンでもちゃんと美味しく出来るもんですなぁ…

１３ ベルアメール

く、黒い！
暗黒のフィナンシェ！


￥１９４

フィナンシェというのはシンプルお菓子なのでアレンジのしがいもあるらしく、
抹茶味とか紅茶風味とかフルーツ入りとか、いろんなのが存在します。
ここでは、なるべくプレーンなやつを取り上げるようにしているのですが、
たまにはこうして、フラッと変わり種を選んでしまうことも。
暗黒は人を惹きつけますからね。
中二病は、一度患ったら一生付き合っていく病ですからね。

なんの話だっけ。

チョコレートショップのオレンジフィナンシェは、
ねっとりした食感で、
アメリカ風ブラウニーのよう。
あるいは、ナツメやイチジクや干し柿みたいなドライフルーツを練り込んだかのようです。

ああ、これはお茶じゃないな･･･
お酒が欲しいな！ それもブランデーか何か！

１２ ヴィロン

http://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13004626/


￥２７０

表面はカリカリして謎のキャラメリゼ感があるし、
「ナッツじゃ！ナッツがおるぞ！」ってくらいアーモンドの香りがするし、
じわりとバターが滲んで、
なんて美味しいの…！

でも直感的に「あぁ、パン屋さんの焼いたフィナンシェだなぁ」と思った理由が、
我ながら分かりません。
しっっっかり焼き色をつけた香ばしさと、
もきゅもきゅした弾力が、
なんとなくフランスパンを連想させたのかな。

世間じゃふわふわとかトロトロとかが持て囃されるけど、
このお店は、パンもお菓子も、ガッツリ焼きこんであって素晴らしいの。
ああ、茶色の楽園！！

１１ ガトー・ド・ボワイヤージュ

￥１７２

ニュートラル！

なんてニュートラルなフィナンシェなんだろう！

端っこはカシャッと程よく歯に当たり、
中はしっとり、
香りもクセがなくて、
誰にでも安心して勧められるお菓子です。
会社やなんかへの贈答品として理想的と思うの、こーゆーの！

１０ アンリ・シャルパンティエ

アンリ・シャルパンティエ･･･
リネンとしては、高級路線で華やかでオサレなケーキ屋さんだと思ってました。
いや実際そうなんだろうけど、
フィナンシェは意外と親しみやすい風味です。


￥１４０

端っこのサクッと感はなし。
アーモンドプードルのサリサリ感がわずかにあり。
ニューデイズと似た系統の「すっごくアッサリしたチーズケーキ」みたいな香り。

生ケーキはどれも大人っぽいけど、
フィナンシェは子供のオヤツによさそうな味。
こ、これがギャップ萌えというヤツだべか･･･！

９ メルベイユ洋菓子店

http://tabelog.com/tokyo/A1319/A131904/13044762/

薄い！
初めてｉＰａｄを見たときのような衝撃！
この薄さは、フィナンシェ型ではなく、タルトレットか何かの型で焼いているのではあるまいか。


￥１３０

あんまり見た目がスリムなので、
ソフトクッキーのような食感をつい想像していましたが、
いやこれがどうしてなかなか。

外側はカシャッと軽ーーく歯に当たり、
中はわずかにジワッとバターがにじむ。
フィナンシェの王道じゃありませんか！

あと、全体的にレモン皮のような香りがしたような気がしたような。
昭和の少女マンガに出てくるイケメンテニス部員みたいに、
基本的かつ爽やかなフィナンシェでした。

８ デニッシュハート

か、かわいい！


３個で￥８９（１００ｇで￥３５０）

焼き色がいっぱいついてるやつと、そうでないやつとで、
食感にかなりバラツキがあります。
黒っぽいのは表面がカリッとしたし、きつね色のはちょっぴりふわっと。
どっちも美味しいけど、どっちがお店的には本来の味なのか・・・

全体的に少ーし「もちもち」寄りの食感です。
味は、コンデンスミルクのようなミルキーな甘さ。
やっぱり、パックされてない焼きたてフィナンシェは、風味に邪魔が入らないわぁ・・・！

１，０００円分くらい買って器に山盛りにしてみたい！

７ ブールミッシュ

一口食べて「あっ、お酒の香りがする！」と思ったのに、
原材料を見たら洋酒は入ってなかった。
なぜだ。


￥１６２

ここブールミッシュのフィナンシェは、
端っこではなく、全体がサックリしています。
と言っても、こんがり焼けてる「さっくり」じゃなくて・・・
ケーキとかの、アイシングの部分を噛んだときのような・・・
「サクサク」と「シャリシャリ」の中間と言うか・・・
生地なのに・・・

・・・。

あれが、アーモンドプードルの食感なの？
そんで結局なんで洋酒の香りがしたの？？？