１８ モロゾフのデンマークチーズケーキ

どっしりー★ーーーふんわり
甘ったるいー★ーーーほんのり甘い
縁起物★ーーーーふつう物


ねっとりなめらか！
で、けっこうしっかりレモンの香りがする。
1000円で買えるチーズケーキの中ではわりとしっかりした味で、
お求めやすさと高級感のバランスが絶妙です。

コスパという意味でもそうだし、
わりとあちこちにお店があって、
わりと好き嫌いの別れない味で、
いろんな意味で、手に取りやすい。

華やかなデパ地下スイーツでありながら、
なんだか家庭的なイメージがするのは、
老若男女に受け入れられる味わいゆえでしょうか。
みんなで切り分けて食べる形状ゆえでしょうか。
四季折々のイベントに合わせて装飾がつくという、「家族のちょっとしたお祝い」感？

それともやっぱりモロゾフというブランドが、
日本の家庭で、かなりの確率で、小物入れに使われている、
クッキー詰め合わせ「アルカディア」の空き缶の記憶が、
家庭...というより「実家」を思い起こさせるのでしょうか？


デンマークチーズケーキにせよアルカディアにせよ、
モロゾフのお菓子をいただくとき、リネンは、

家にあったアルカディアの缶には裁縫道具が入れてあったことを思い出し、
母がたくさん保管していた余りボタンを、飽かずに眺めたことを思い出し、

そーいえば洋裁の腕は、母からいっこも引き継がなかったなぁ...と思いながら、
数年前に両親からプレゼントされたミシンで、
コロナと戦うための布マスクを縫ってみるのでありました。

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