２１ OSAKA OMUSUBI Cakeのちぃず [41歳：チーズケーキ]
どっしりーーーー★ふんわり
甘ったるいーーーー★ほんのり甘い
据え置きーーー★ーポータブル
正直言えば、味はものすごく特別とゆーワケではなく、
いわゆる普通に美味しいケーキです。
でも、このおむすびギミックが面白い！面白すぎる！
本物のおむすびより柔らかいので、微妙に剥きにくいのもまた一興。
この品は言うまでもなく、コンビニおむすびのパロディなわけですが、
この開け口をピーーッと引っ張って開封するとき、リネンは、
パロディが登場するほどまでに、
コンビニでおむすびを買うという食文化と、この特徴的な包装が、
すっかり日本に定着したんだなあ...と思い、
コンビニおむすびが日本に定着しはじめた黎明期を、
年配者とかが開け方に戸惑ったりしてた姿を、
子どもの頃の記憶として自分が持っているという事実に、
いわば自分が「歴史の生き証人」となりつつあるという事実に、
ちょっと戦慄するのでありました...
２０ ザ・シティ・ベーカリーの赤ワインとイチジクのティラミス [41歳：チーズケーキ]
ティラミス！！
それがあったか！
分類としては、一応レアチーズケーキの一種になるのでしょうか。
ティラミスという種がチーズケーキ界に存在していたことを、今更ながら思い出しました。
そして思わず、ニューヨークチーズケーキとダブル買いしてしまいました。
どっしりーーーー★ふんわり
甘ったるいーーー★ーほんのり甘い
オーセンティックーーー★ースタイリッシュ
ほろほろとしたクランブル、
泡立ち感のあるクリーム部分、
そして最下層に「じゅわっ」としみるのは、
エスプレッソではなく、赤ワインとフルーツの風味。
こうしてみると、なかなかにバラエティ豊かな食感です。
ケーキと言えば、ふわふわのスポンジになめらかなクリーム。
昔も今もそれがスタンダードではありますが、
こういう「じゅわっ」と潤ったケーキも、贅沢で美味しいものです。
器に入れて売らないといけないから、お店で扱うのがちょっと難しいですしね。
フルーツが「じゅわっ」とする、
ザ・シティ・ベーカリーのティラミスをいただくとき、リネンは、
ずいぶん爽やかで、ティラミスっぽくないティラミスだなあ...と思いつつ、
同じような「じゅわっ」と系ケーキである、母のオレンジケーキを思い出し、
自分で作りたいけど、あれ意外に手間かかるんだよなぁ...と思い、
次の誕生日にはオレンジケーキを母にねだろうか、
それともやっぱり「たいこのケーキ」にしようかとニヤニヤ考えながら、
幼少期からたっぷり注がれた母の愛により蓄えられた脂肪細胞の免疫力で、
今日もウィルスと戦うのでありました。
それがあったか！
分類としては、一応レアチーズケーキの一種になるのでしょうか。
ティラミスという種がチーズケーキ界に存在していたことを、今更ながら思い出しました。
そして思わず、ニューヨークチーズケーキとダブル買いしてしまいました。
どっしりーーーー★ふんわり
甘ったるいーーー★ーほんのり甘い
オーセンティックーーー★ースタイリッシュ
ほろほろとしたクランブル、
泡立ち感のあるクリーム部分、
そして最下層に「じゅわっ」としみるのは、
エスプレッソではなく、赤ワインとフルーツの風味。
こうしてみると、なかなかにバラエティ豊かな食感です。
ケーキと言えば、ふわふわのスポンジになめらかなクリーム。
昔も今もそれがスタンダードではありますが、
こういう「じゅわっ」と潤ったケーキも、贅沢で美味しいものです。
器に入れて売らないといけないから、お店で扱うのがちょっと難しいですしね。
フルーツが「じゅわっ」とする、
ザ・シティ・ベーカリーのティラミスをいただくとき、リネンは、
ずいぶん爽やかで、ティラミスっぽくないティラミスだなあ...と思いつつ、
同じような「じゅわっ」と系ケーキである、母のオレンジケーキを思い出し、
自分で作りたいけど、あれ意外に手間かかるんだよなぁ...と思い、
次の誕生日にはオレンジケーキを母にねだろうか、
それともやっぱり「たいこのケーキ」にしようかとニヤニヤ考えながら、
幼少期からたっぷり注がれた母の愛により蓄えられた脂肪細胞の免疫力で、
今日もウィルスと戦うのでありました。
１９ ザ・シティ・ベーカリーのニューヨークチーズケーキ [41歳：チーズケーキ]
どっしりーー★ーーふんわり
甘ったるいーーー★ーほんのり甘い
土台が主役ー★ーーー土台なんて飾りですよ
「CITY」は英語で街のことですが、
定冠詞がついて「THE CITY」だと、ニューヨークのことを指すらしいですよ。
つまりこれは、ニューヨークベーカリーのニューヨークチーズケーキというわけで、
んもう超アメリカ！って感じなのですが、
意外にもと言うべきか、
甘さ控えめで、ちょっとミルク感あって、
ねっとりなめらか、なんとも日本人好みです。
やはり特筆すべきは、台ですね！
厚めで、フォークをいれると「ザクッ」と音がします。
クッキーくらいの食べ応えがありますね。
ナッツやらスパイスやら入っていて香り豊かですが、
ここでも甘さはやはり控えめです。
なんとまあ、飾り気のない品の良さ。
そして親しみやすさ。
ザ・シティ・ベーカリーのチーズケーキをいただくとき、リネンは、
『セックス・アンド・ザ・シティ』を連想し、
都会的でハイセンスであけっぴろげな美女四人衆を連想し、
ゴージャスな彼女らが気取らずカップケーキにかぶりつくシーンで、日本でもカップケーキブームがちょっと来たんだよなぁ...と思い出し、
でもあの頃日本で流行ってた可愛らしいカップケーキは、
本場アメリカのものに比べたら、サイズも糖度も、本田真凛ちゃんと貴景勝くらい違ったような...と思いつつ、
チーズケーキ食べたばっかりなのにカップケーキ食べたくて、
あのアメリカ人好みの、クリームチーズフロスティングの味を脳内再生しては、
免疫力を上げることでしょう。
１８ モロゾフのデンマークチーズケーキ [41歳：チーズケーキ]
どっしりー★ーーーふんわり
甘ったるいー★ーーーほんのり甘い
縁起物★ーーーーふつう物
ねっとりなめらか！
で、けっこうしっかりレモンの香りがする。
1000円で買えるチーズケーキの中ではわりとしっかりした味で、
お求めやすさと高級感のバランスが絶妙です。
コスパという意味でもそうだし、
わりとあちこちにお店があって、
わりと好き嫌いの別れない味で、
いろんな意味で、手に取りやすい。
華やかなデパ地下スイーツでありながら、
なんだか家庭的なイメージがするのは、
老若男女に受け入れられる味わいゆえでしょうか。
みんなで切り分けて食べる形状ゆえでしょうか。
四季折々のイベントに合わせて装飾がつくという、「家族のちょっとしたお祝い」感？
それともやっぱりモロゾフというブランドが、
日本の家庭で、かなりの確率で、小物入れに使われている、
クッキー詰め合わせ「アルカディア」の空き缶の記憶が、
家庭...というより「実家」を思い起こさせるのでしょうか？
デンマークチーズケーキにせよアルカディアにせよ、
モロゾフのお菓子をいただくとき、リネンは、
家にあったアルカディアの缶には裁縫道具が入れてあったことを思い出し、
母がたくさん保管していた余りボタンを、飽かずに眺めたことを思い出し、
そーいえば洋裁の腕は、母からいっこも引き継がなかったなぁ...と思いながら、
数年前に両親からプレゼントされたミシンで、
コロナと戦うための布マスクを縫ってみるのでありました。
【番外編】プロントのチーズティーシフォン [41歳：チーズケーキ]
どっしりーーーー★ふんわり
甘ったるいーーーー★ほんのり甘い
チーズケーキーーーー★チーズを使ったケーキ
チーズケーキとはなんでしょうか。
チーズを使ったケーキ。
では、このチーズクリームを塗ったシフォンケーキも「チーズケーキ」に該当する？
いやいや、やっぱり生地にチーズを混ぜて作るのがチーズケーキでは？
でもスポンジ生地の上にチーズ部分が乗っかってるレアチーズもあるし...
本体と呼べる部分がチーズかどうか？
比率の問題？
ま、とにかく食べてみてから考え...
あまくない...！
甘いのはシフォン部分であって、
チーズクリーム部分は甘くない。
むしろ、うすらしょっぱい。
タピオカの次に来る（と言われつつ未だ行ききれない）チーズティーも、
お茶部分がわりと甘くて、上に乗ってるチーズフォームは微しょっぱいものでした。
そんときも思ったけど、
「甘くないチーズのスイーツ」というのは、一見矛盾するようでアリですね。
塩キャラメルみたいな感じで、
チーズのしょっぱさを差し味に使うスイーツ。
載せておいてなんだけど、これはやはりチーズケーキではありません。
チーズを使ったケーキです。
でもそれが何だと言うのでしょう！
チーズケーキブログに、いっこくらいシフォンケーキが載ってたっていいじゃない。
甘くないクリームが、ケーキに塗ってあったっていいじゃない。
店員さんが少なくてちょっとくらい待たされても、
密を避けるために１本くらい電車を見送ることになっても、
テレビなのに、アナウンサーがマスクしてニュースに出演してても、
騒ぐほどのことじゃない。
いらいらカリカリしていても、免疫力が下がるだけ。
私たちに必要なのは、「寛容」です。
１７ オスロコーヒーのオストカーカ [41歳：チーズケーキ]
どっしりー★ーーーふんわり
甘ったるいー★ーーーほんのり甘い
ostkakaって言いたくなる★ーーーー言いたくならない
なめらかでチーズらしい酸味の香りがする生地に、
てっぺんは見た目ほど甘いわけでもないけど、やっぱりナッツの存在感がある。
台が意外とほろほろとして、なんだかココナッツのようなシナモンのような、スパイスの香りがします。
英語ともスペイン語とも違う、
北欧や東欧の言葉には、なんとも言えない異国情緒がありますね。
リネンが20代の頃、世間もちょっと北欧ブームだったのです。
それまで知ってた「欧米」とは少し違う、ヨーロッパの奥座敷。
そこは確かに、ハッキリきっぱりとヨーロッパなんだけど、
どこか奥ゆかしいような、落ち着いたような、親しみやすい雰囲気があって、
そう、まるでこのオストカーカにそっくりで...
ま、リネンはオスロ行ったことないんですけどね！
行ったことのある北欧は、フィンランドです。
オストカーカにペッパルカーカ、
耳慣れないのに言いたくなる可愛い響きの北欧のお菓子をいただくとき、リネンは、
唯一知ってる北欧であるフィンランド旅行を思い出し、
カッチコチに凍った川の上を、ベビーカー押して歩くお母さんがいたなぁと思い出し、
近くに「危険！」って看板があるから、おいおい川を歩いたらいけないんじゃないか？！と思ったけど、
よく見たら遊泳禁止の看板だったので、同行の母と「泳げるかー！」って笑ったことを思い出し、
考えてみれば、あのベビーカーに乗っていたであろう赤ちゃんも、
今頃は高校生か大学生だろうかと思い至り...
「やっぱり、オスロにも行ってみたい。ストックホルムも」
という思いを新たにしては、
再び自由に海外旅行ができる日に備えて、
免疫力向上に邁進することでしょう。
１６ ＰＩＥＴＲＯ Ａ ＤＡＹのチーズケーキブリュレ [41歳：チーズケーキ]
どっしりーーー★ーふんわり
甘ったるい★ーーーーほんのり甘い
パリッと★ーーーーシナッと
出す直前にあぶってくれるので、ちゃんとパリッとしてるのがいい！
ほんのり温かいチーズケーキというのもいい！
ふんわりとねっとりを両立するチーズ部分が、酸味あってチーズらしいのがいい！
最下層のスポンジがキャラメル味を吸って、カーンと甘いのがいい！
キャラメリゼ部分がただ甘いだけじゃなく、わりとハッキリ塩ふってあるのがいい！
クレーム・ブリュレの表面をコンコン叩いて割る瞬間が好き、
と言ったのは、映画『アメリ』の主人公でした。
チーズケーキとクレーム・ブリュレの美味しいとこを両方いっぺんに楽しめる、
そんな欲張りなケーキをいただくとき、リネンは、
フランス映画らしい大人っぽさと、コケティッシュな可愛らしさの両方を楽しめる、
アメリのことを思い出し、
「グレーテルのかまど」のブリュレ回でアメリのポスターを真似てみせた瀬戸康史くんを思い出し、
どっちも可愛いやんけ！！となっては、
免疫力を上げることでしょう。
１５ スターバックスのニューヨークチーズケーキ [41歳：チーズケーキ]
どっしりー★ーーーふんわり
甘ったるいーー★ーーほんのり甘い
コーヒー飲みたいー★ーーー紅茶飲みたい
少しザラッとした、粉っぽいような舌触りが、
どことなく外国っぽくて実にスタバらしい。
このザラッと感が、なぜかコーヒーが進むんですよねぇ。
土台がまた、見た目には薄そうでそんなに存在感ないんだけど、意外とザクリとして美味しい。
これまたコーヒーが進むのです。
それでいて、味そのものは、
甘さと酸味のバランスがビッタビタに取れた均整のある味。
アメリカらしからぬ（と言ってはアレだが）精密さです。
おじさんがタバコを吸いながら休憩する場所...とか、
さもなくば、マスターがこだわりのコーヒーを淹れてくれる大人の店...とか、
コーヒー屋さんのそういうイメージは、スターバックスの上陸で変わりました。
オシャレっぽくて、アメリカっぽくて、なんだか明るくて、
雰囲気的に若造でも女子でも入りやすかったのです。
ほんのり絶妙に外国っぽいスタバのチーズケーキをいただくとき、リネンは、
今でこそありふれた「シアトル系コーヒー」が超オシャレ扱いであった時代を、
つまり自分が大学生であった頃を思い出し、
「こないだ帰省したら駅前にドトール出来ててビビった！」
「いやドトールでビビんなよ(笑)スタバが出来てたらオレも驚くけど！」
「スタバなら驚くんだ(笑)」
という学友たちとの会話を思い出し、
ついでに、
山口県のおばあちゃんちでテレビ見てたら、
「山口市で初のスターバックスが開店しました」ってローカルニュースでやってて、
スタバ出来たのがニュースで流れるとかwwって正直ちょっとバカにしてたんだけど、
いざ映像が流れたら、公園の敷地内にあるデザイナーズスタバみたいなめちゃカッコいい店舗で、
あっこりゃニュースにもなるわ...と反省したことを思い出しては、
脳内再生されるコーヒーショップの匂いに、
免疫力を上げることでしょう。
１４ キル・フェ・ボンのルガールのクリームチーズのタルト [41歳：チーズケーキ]
どっしりーー★ーーふんわり
甘ったるいーーーー★ほのかに甘い
兄ちゃん粋だねえ★ーーーーお前さん野暮だねえ
ふわふわのケーキが美味しいのはもちろんのことだけど、
リネンは昔から、サクサクのタルトが大好きです。
キラキラつやつやと季節のフルーツが輝くタルトなら、なおのこと。
カワイイ内装のステキ喫茶室でいただくなら、なおさらなおのことです。
ところが、
名のある高級フルーツを使ったセレブなタルトも並ぶ中、
一番人気はこのシンプルなチーズタルトだそうで...
改めて食べると、意外とたまごっぽくてやさしい味。
しっかり焼けた香ばしいタルト台と一緒に口に入ったとき、いちばん美味しく感じるように出来ている、
たいへん良いタルトでございます。
高品質のクリームチーズを使って、
ものすごく地味な、いいタルトを作る...
それをいただくとき、リネンは、
ものすごくいい生地でものすごく地味な着物を仕立てていたという、
イケメンセレブ江戸っ子をなんとなく連想しては、
古き良き「粋」への憧れで、免疫力を上げることでしょう。
１３ 浜志゛まんのチーズケーキ [41歳：チーズケーキ]
どっしりーー★ーーふんわり
甘ったるいーーーー★ほんのり甘い
洗練ーーー★ー素朴
どっしりねっとりしてそうなんだけど、口に入れると意外とあっさり溶ける。
レーズンとかナッツが入っててゴージャスそうなんだけど、食べてみると、
成城石井のプレミアムチーズケーキを素朴にしたような感じ。
無骨なまでに、ちゃんと焼きめの味がして美味しい。
家庭的さとハイカラさを併せ持つ...
思えばヨコハマは、いつもそうだ。
明治からこっち、『西洋文化』がイの一番に入ってくる場所。
日本の中における西洋文化の最前線。
「今ではありふれているけど、昔は超ハイカラだったもの」が、
まだありふれてなかった頃の空気を、たまに、残してる。
ヨコハマは、オシャレだオシャレだとよく言われるけれど、
それは今現在のオシャレだけではなくて、
昔のオシャレを、ダサ可愛く今に残している、
そんな感じがするんだな。
リネン個人のノスタルジーに留まらない、
日本の、一国の歴史の中のノスタルジー！
歴史に残るレベルで混乱させてこよーとするコロナウィルスに、
これなら立ち向かえるかも！
